高校二年生になった息子。
夏休みの過ごし方が、以前とはかなり変わってきました。
小学校の時には、学童、家での留守番、親や親せきのヘルプでおでかけ。
ケアが必要なことも多かったので、自分も会社を休める時は休んで、なるべく子供と一緒に過ごす時間を取っていました。
中学校の時には「放課後等デイサービス」にお世話になるように。
学童がなくなってしまい行き場所に困っていたので、とても大きな助けになりました。
その事業所さんがまた素晴らしいところで、本当にありがたく思っています。
あとは、やはり留守番や、親や親せきのヘルプで何とか乗り切っていました。
高校生になってからは、「発達障害のある子向けキャンプ」に参加できるように。
以前は自然が苦手だったのですが、きっと気持ちが育ったのでしょう。喜んで参加するようになりました。
そして時々大学生のサポーターさんとお出かけしたり、父の運営するNPOのイベントに参加したり。
さらに地域のスポーツセンターを利用することが増え、先日初めて「スポセン一人利用」ができるようになりました。
スポーツセンターを利用しはじめて4年目になります。
中学以来、本人のスポーツしたい気持ちが強いのと、スタッフさんにもだいぶ顔を覚えていただいたのが大きいようです。
スタッフさんには、以下のようなことをお伝えしました。
・本人は夏休み中で運動したいこと
・父は仕事で付き添うことができないこと
・何度も一緒に利用してルールやマナーを守れるよう練習中であること
「わかりました。何かあった時にご連絡できるよう、お父さんの電話番号を教えていただけますか?」とうれしいお言葉をいただき(ToT)。
当日の朝はもちろん心配でしたが、ちゃんとスポーツして、無事に帰ってくることができました。
こうして見てみると、
・小学時代: 父、親や親せき、学童
・中学時代: 父、親や親せき、放課後デイ
・高校時代: 父、放課後デイ、大学生サポーター、キャンプ、NPOイベント、スポーツセンター
本人の思いを起点にして、地域生活がより豊かなものになっていることを実感します。
(地域に出て行く分、それはまあ色んなトラブルもあるわけですが…)
これは「本人の思い」が起点であることが何より大切と感じます。
親の勝手な「ああしてほしい」「こういうことしてみない?」のような思いで何かにトライしても、決して長続きしませんでした(^^;)
その選択肢として、福祉サービスの利用や、NPOやスポセンなど地域資源の活用、などがあるのだなぁ…と実感します。
これからも、地域で『あなたらしい』生活ができるよう、父はいつも応援しているよ(^^)。
NAOTO