くるみスタッフとして高校生達と共に活動をし始めて早2年半が過ぎました。

中には色んな理由で体調管理が難しく、フラフラになりながら参加してくる子もいますが、毎回「絶対に参加したい」という強い気持ちをもって活動に参加しています。

先日のアウトドアクッキングでも小学生や未就学児のお子さん達に危険が無いように気を付けたり、みんなで楽しめるように声かけをしたりと、確実にスタッフとしての自覚が出てきていると感じます。参加された保護者の皆さまからも、高校生スタッフに高い評価をいただくようになっています。

そんな中、本日はくるみ塾の7回目でした。
最初の頃は自分の言葉を発言するのに抵抗を感じていた高校生達でしたが、「安心して発言してよい場」という雰囲気が出来てきて、それぞれの思いをしっかりと発言しあい、気づきや学びを深めているのを感じます。

保護者のお一人から、「くるみに関わる様になって、自分の意見をしっかりと話せるようになっていると感じるし、学校や実習先からもそこを評価されている」と伺いました。確かに私の目から見ても表情が明るく、取り組み方に真剣さが見られ、私も信頼している高校生でしたので本当に嬉しいお話でした。

また、別の高校生は人の意見をいっぱい聞けるのが良いと話してくれました。言葉は少ないけれど、核心を付く言葉を発信してくる子なので、「あなたの言葉は人に気づきを与えるから、もっと発言して良いのだよ」と塾の終わりに話すと、「太田さんと関わる様になってから、いろんな意見を言える様になりました」「これからはもっと話します」との事でした。

これぞ太田マジックなのです。
安心して発言できる場作りを目標とし、それぞれの個性を認め、しっかりと意見を聞いて受け止める。
そんな姿勢が高校生達にしっかりと響いているのです。

本気で語る、くるみ塾。
私も沢山の学びをいただいております。(N)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※ 「くるみ塾」は、くるみの活動に関わっている高校生スタッフが中心の、「生き方」をテーマに語り合い、学び合う場です。