社会貢献支援財団様より第56回社会貢献者に選定いただき、表彰式典に出席させていただきました。
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表彰式の前に、40名の表彰者の方による活動紹介をお聞きする機会がありました。
人命救助や被災地支援活動、社会を本気で変えようと覚悟をもって取り組まれている皆様の熱い思いに触れ、感動と感心しっぱなし。私もがんばっていきたい!という思いを新たにしました。
会長である安倍昭恵さんより直接表彰状を賜る事ができ、その様子はYouTubeにて配信されました。
https://youtu.be/lSCyW0DAwp4(27分17秒より太田の表彰シーンになります)
〔推薦文〕
太田修嗣(神奈川県)
大学を卒業後、1999 年にキヤノン株式会社に就職。2003 年にドイツへ赴任するも、当時4歳の長男が知的障害/自閉症の診断を受ける。慣れない異国での生活に多くの困難を経験し、2008年の帰国と同時にシングルファーザーとなり、川崎市で父子での生活を始める。
会社員生活を送りながら多くの支援が必要だった長男の為に寝る間も惜しんで奔走する中、行政や福祉サービスに頼るだけではいけないと 2014 年に NPO 法人くるみ-来未を設立する。親子で参加できるお弁当づくりを行うなど当事者親子だけでは実現しづらいことを支援者の力も借りて実施。また、発達障害の啓発講座など広く一般市民に向けた事業活動にも力を入れ、インクルーシヴな地域社会づくりのため試行錯誤している。
2020年2月には地域の居場所「シェアリングハウス・くるみのおうち」を総勢120人の仲間とともにDIYで完成させる。コロナ禍もあり困り感が増している当事者・家族の居場所として、人数を限定し「みんなでカレーを食べる会」等を定期開催している。2021年6月、事業内容と運営体制が適切であることが認められ、川崎市より認定を受ける。勤め先のキヤノンでは管理職に昇進。長男は今年成人を迎え、豊かな地域生活を実現するため親子の奮闘は続く。
●推薦者:礒尚子