先週末、2/8(土)~2/9(日)に、NPO法人くるみー来未の新たな居場所「くるみのおうち」(川崎市中原区)の開所式と関係者向け内覧会を行いました。
居場所づくりに動き始めて約2年。様々な苦労がありましたが、多くの方々の応援、励まし、ご支援に支えられ、何とかこの日を迎えることができました。
生きづらさを感じることの多いお子さん、ご家族、若者たちが増えている、と言われている。息子や自分もそうだった。本人なりに一生懸命に生きていても、努力はしていても、なぜか社会のなかで居場所がなく、孤立してしまいがちな人たちがいる。そんな人たちにとって「ホッ」とできる居場所が必要だ、と言われながら、なかなか増えてはいかない。わたしは、くるみでどうしても居場所を何としても創りたい!と長年思ってきた。つまり、息子や自分の困り感が、くるみの居場所づくりの原点。
「くるみのおうち」と名付けた居場所は、まさにDIYでみんなの力で創ったもの。くるみのビジョンである「自閉症のように多様な特性のある人と家族が、自分らしく豊かに生きることのできる社会づくり」に向かって、中原区でこれからじっくり取り組んでいきます。
「くるみのおうち」立ち上げにあたっては、延べ120名の方にDIYのお手伝いいただきました。ご参加いただいたみなさまに心よりお礼申し上げます。そして「くるみのおうち」の名付け親であり、立ち上げと当日準備に奔走してくれたスタッフのNさんに一番の感謝を。
引き続き、みなさまの応援、よろしくお願いします。
NPO法人くるみー来未
理事長 太田 修嗣